違いは、科学的根拠と熊本唯一の専門性

発達障害の子どもの現状について

こんにちはライトスウェルの平川です。

2021年11月5日にライトスウェルが主宰しています、「子ども未来プロジェクト」が開催されました。

今回のテーマは、「発達について」.

動画として残していますので、ぜひご覧ください.

子ども未来プロジェクトでは、障害の有無に関わらず子どもの成長と運動について専門的視点で、サポートするプロジェクトです。

以前は、ケガ予防に特化していましたが、現在は障害のお子さんも含めてサポートさせて頂いています。

動画では、発達について私を含め専門のスタッフで情報を共有しています.

ブログでは、最近増加している発達障害児とそのリハビリについて書きます.

発達障害児の現状

現在、子どもが生まれ発達障害と診断されるお子さんの割合はどれくらいだと思いますか?

日本の発達障害児についてだと、平成18年と平成25年の比較では、自閉症が3.1倍、注意欠陥多動性障害(ADHD)が約6.3倍、学習障害は約8倍となっています.

平成25年とデータが少し古いですが、過去のデータから右肩上がりに数字が伸びていることを考えると、令和3年度のデータではより増加していることが予測されます.

データが増加している原因の一つとしては、発達障害についての認知が広がったことが要因の一つだと言われています.

つまり、データに表れていない子どもたちもいるということがわかります.

発達障害とは

人により、捉え方は少しずつ違いはありますが発達障害とは、

『脳の働き方に偏りがあり、物事の捉え方や行動に目立った違いが表れ、そのことで日常生活に困難が生じる状態』

といわれています.

ここで重要なのは、発達障害の原因が親のしつけや育て方ではないということです.

発達障害児に関して、自分勝手といったことが該当する場合がある為、「しつけがなってない」と親が自分自身を責めたり、親自身がそう思い込んで落ち込んでしまうことも少なくありません.

事実、相談に来られる親の中には、自分を責められている方がとても多いです.

しかし、「脳と働きに偏りがある」とされているため、決して親のしつけや育て方ではないということを、理解してほしいと考えています.

実は、障害かどうかの境界は曖昧

皆さんも、時折『発達障害のグレーだった』といった言葉を聞いたことあるのではないでしょうか.

現在、日本において発達障害は①自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠如多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)、その他これらに類似する脳機能障害(発達性協調運動障害)を発達障害と呼んでいます.

ところが、障害かどうかの境界線は曖昧で、なおかつそれぞれの障害についてはっきり線引きされてもいません.

いくつかの障害が重なってみられるお子さんもいらっしゃいますし、どちらともいえない状態のお子さんもいらっしゃいます.

発達障害は治るのか?

発達障害に関して、私は医師ではないので治るという言葉を使えないのですが、一番適切な言葉は治る・治らないではなく、『発達する』だと思います.

様々な環境要因の影響を受け、子どもたちは成長し発達します.その過程で、寝台は固定的なものではなく、診断がつかなくなる状況も出てくると思います.

子どもの発達の中で、適切に関わり育てていくことで、生活する上での困難が気にならなくなるくらいに「発達」します.

重要なのは、2つの環境

子どもの発達において重要なのは2つの環境だと思います.

1つ目は、家族と関わる環境

2つ目は、身体の環境

1つ目の家族と関わる環境については、皆さんの想像の通り普段の日常生活においてお父さんやお母さん、また兄弟との関わりだと思っています.

放課後デイに勤めているスタッフと話をした時に、スタッフとご家族の前で見せる表情は全く違うといった話がありました.

これは、とても重要な子どもからのメッセージだと思います.

家族との関係が安心できる環境であればあるほど、子どもに余計なストレスはありません.

障害の有無に関わらず、子どもにストレスは必要ないのです.

2つ目の身体の環境については、環境というよりも感覚といった方がわかりやすいと思います.

身体を包んでいる皮膚や耳、目などは、常に触覚や聴覚、視覚などの情報を脳へ入力します.

もし、この情報に多すぎるもしくは、少なすぎるといった偏りがあった場合、脳は適切に情報を処理できません.

事実、ライトスウェルに来られる発達障害のお子さんたちは身体の組織に硬さの違いはみられています.

この硬さを調整し、耳や目、皮膚からの情報が適切に脳へ入力されたら、お子さんの発達に対する影響だけでなく、偏るといったストレスからも解放されます.

ライトスウェルでの関わり

熊本でも、発達障害と診断されたり、その境界(グレー)といわれるお子さんが増えています.

結果、病院でのリハビリが予約できなかったり、そもそもリハビリ自体ができなかったり、卒業を促されるといったことが増えています.

上記でも記載した通り、常に子どもは発達するんです.

病院での次回予約が2か月後となっても、その2ヶ月間様々な感覚が入力されながら子どもは発達します.

私が、ライトスウェルを立ち上げる際に、発達障害児の相談を病院の相談員の方からも受けていました.

なので、この子どもたちが、リハビリを受けることができないという現状を変えたいと本気で思っています.

重要なのは、家族の環境と身体の環境を整えてあげること.

家族の中で、愛情たっぷり生活し、普段の生活や遊びの中で受ける様々な感覚が身体が整い適切に入力されること.

ライトスウェルでは、この身体が整い適切な感覚が脳に適切に入力されるようにリハビリを展開します.

リハビリに関して、不安なことが多いと思います.

お気軽にご相談ください.

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