違いは、科学的根拠と熊本唯一の専門性

めまいについて:良性発作性頭位めまい症

めまいに悩まれてライトスウェルに来られる方は、とても多くいらしゃいます。

2009年の全米調査によると、前庭器に問題による前庭障害の方は成人40歳以上で約35%と推測されています。

35%って多いですよね。加齢とともにめまいの方は増えており、めまい症状がある前庭障害の方の転倒リスクはなんと8倍とされています。

では、そんなおそろしいめまいの原因について考えてみましょう。

日本めまい平衡医学会によるとめまい平衡障害の主な原因は、脳卒中、脳腫瘍、奇形や外傷などの脳の影響による中枢性めまい、脳以外の影響による良性発作性頭位めまい症(BPPV)、メニエール病、めまいを伴う突発性難聴などの末梢性めまい、そして中枢性でも末梢性でもない心因性めまい、持続性知覚性姿勢誘発めまい、前庭性片頭痛、脳脊髄液減少症などのその他のめまいがあります。

そしてその割合は、中枢性めまいが約10%、末梢性めまいが約60%、その他のめまいが約30%なんです。

今回は、めまいの中でも特に多い良性発作性頭位めまい症(BPPV)について考えていきます。

良性発作性頭位めまい症(BPPV)とは

BPPVは、基本的には特定の頭の位置でめまいが生じて基本的には難聴や耳鳴りは伴いません

50から70歳代に多く、症状としては①特定の頭の位置でめまいが生じる②1分程度でめまいが消えやすい③同じ頭の位置でめまいを起こしていると、めまいが軽くなる④難聴や耳鳴り、そしてその他の神経症状はみられない。などの①から④の4つが考えられます。(※日本めまい平衡医学会から診断基準が公表されている後半規管型の半規管結石症と外側半規管型の半規管結石症およびクプラ結石症について記載しています。)

その原因としては、加齢、頭部外傷・むち打ち、内耳障害、長い間寝ている(長期臥床)、女性ホルモンの低下などが要因として考えられ、起き上がりや頭の位置を変えるなどの重力変化が生じる動作で、クプラが偏位してめまいが起きると考えられています。

簡単にいうと、頭を動かすと半規管結石やクプラ結石が動きますが、なんらかの影響によりこれらの結石が間違った刺激を起こしてめまいが生じるという事です。

眼振とめまい

眼振とは、眼球が意識とは関係なく揺れ動くことを言います。BPPVの場合は、眼振が生じる為Dix‐Hallpike testなどの検査が必要になります。専門性が必要になり実際に行うと危険ですのでここでは記載しませんが、特徴として眼振が遅れて出現し時間も短いといった特徴があります。

めまいのまとめ

めまいは、生活の質を大きく下げます。

気になる場合は、病院を受診して専門機関でどのタイプのめまいなのか診断してもらい治療することが必要です。

しかし、めまいは頭頚部やストレス、自律神経系の問題など様々な要因が影響します。

もし、めまいに関して最適な効果が得られず悩まれている際はライトスウェルも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

前庭器迷路器官の状態はもちろんのこと、全身的な身体状態や頭頚部の状態、自律神経の滑走性なども含めめまい改善に対して専門的に対応いたします。

違いは、科学的根拠と高い専門性

LIGHT SWELL

目次