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脳梗塞後遺症(眼球運動と体幹機能低下)

お客様に許可を頂き、ブログを投稿させて頂いています。

※最下部に動画がございますので、ご覧ください。

担当させて頂いた方は、脳梗塞後遺症を発症され2年が経過している方です。

発症部位に関しては記載しませんが、失調(指先の震え)などが出現しています。

お身体を見させて頂くと、手足の麻痺は少ないものの眼球運動は低下しており、体幹機能も低下していました。

眼球運動が低下し、体幹機能が低下すると、日常生活や歩行時にふらつきが見られ、腰部痛も出現します。

2年経過後のリハビリ

2年経過後のリハビリと聞くと皆さんはどのような印象がありますか?

以前は、発症後半年(180日)までしか大きく改善しないと言われていました。

しかし、日本神経理学療法学会などの報告では、180日経過しても脳は改善することが報告されています。

時間が経過しても、脳は改善するんです。

大切なのは、誰とどんなリハビリをするか。

それが重要です。

今回のリハビリ内容

この方に対するリハビリは、積極的に脳機能が改善するように感覚を入力します。

感覚は、触れるなどの感覚だけではなく、重力感覚や荷重感覚、筋活動など様々な感覚を愚直に入力していきます。

感覚は、脳に入力され運動として出力されます。

以前から、リハビリとして行われてきた筋トレ、ストレッチ、マッサージでは改善が難しくなってきています。

新しい情報をもとに適切なリハビリを行うことが重要です。

結果、この方は初回のリハビリだけで眼球機能は大きく改善し、体幹機能も改善しました。

眼球機能が改善し体幹機能が改善すると日常生活場面では、

①ふらつきの軽減

②視野の拡大

③歩行の安定

④生活動作の安定

⑤腰部痛の軽減

など、大きく生活の質が改善します。

180日を過ぎても諦めなくて大丈夫

以前は、無理とされてきたものが、研究による新しいデータでは可能になったというような事は多くあります。

脳卒中に対するリハビリもその一つです。

退院後、「もう良くならない」と諦めなくて大丈夫です。

脳の損傷されたネットワークは、改善するといったデータあります。

LIGHT SWELLは、その為に最新のデータと技術でお身体にお悩みを抱える方を全力で応援します。

その為に、研鑽してまいりました。

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