みなさんこんにちは。
ライトスウェル平川です。
突然ですが、DXという言葉をご存じでしょうか?
DXとは”デジタルトランスフォーメーション”の略で『デジタル技術を社会に浸透させて人々の生活をより良いものへと変革すること』です。
簡単にお伝えすると、デジタル変革といえると思います。
今日は、そんなデジタルなお話です。
リハビリはアナログ??
一般的なリハビリでは、お身体を見せて頂き直接的な徒手療法にて実施する場面を想像できます。
病院に行っても事業所でも、リハビリのスタッフが筋トレやストレッチなどを行う姿が想像できると思います。
ライトスウェルでは、痛みの改善も小児リハビリもウィメンズヘルスケアも発達支援も、一人ひとりの身体の状態や精神の状態と向き合い徒手的に調整を行います。
しかし、みなさんご存知の通りライトスウェルでは一部のお悩みを抱える方に対して【VR(仮想現実)ヘッドセット】を利用したリハビリをご提案しています。
これは歩行が難しい方や手足の麻痺がある方に対して、VRヘッドセットを利用して360度見渡すことができるデジタル空間を構築し、その空間で実際に歩いてみたり、動かしにくい手足を動かしてもらいながら、障害を受けた脳部位の神経ネットワーク再構築を実施します。
このVRを活用しているリハビリを実施している施設では、私の知る限り熊本ではライトスウェルのみです。
このように、実はリハビリも徐々にではありますが、アナログからデジタルへ移行しています。
リハビリ×DX
もちろん、前述した通りデジタルは素晴らしいですが、全てが完成されているわけではなく、直接的な徒手的リハビリ介入が必要な方も多くいらっしゃいます。
それだけ、触れるということは触れ方にもよりますが、とても高度な技術でありエビデンスが存在します。
しかし、人間がお一人おひとりが違うように、また病気や障害も多様性があります。
今までのように触れる事で効果的な調整を行う事ができる方もいれば、デジタルの力を利用して調整する方が効果的な方もいらっしゃいます。
要は、我々専門家の経験や知識に左右される部分でもあります。
今回、より最新のDXに関する最新情報を得る為にも、ライトスウェルはリハビリテーション医療DX研究会に所属することになりました。
今後は、さらに目まぐるしい速度で発展していく現代において、直接的な対応が必要な方なのか、それともデジタルの力を利用した方が良いのかを判断し適切に対応ができるように、そして熊本のお身体のことでお悩みのみなさんが少しでも楽になるように知識面の補完や徒手的リハビリだけでなく、最新のDXを学びつつ研鑽して参ります。