違いは、科学的根拠と熊本唯一の専門性

心の健康と食生活①

本日は、心の健康と食生活についてブログを投稿します。

私たちは、多くの人との関わりや日々の生活によって、何かしらの影響を受けつつ生きています。

それらの環境要因によって、気持ちが高まることもあれば、とても悲しくなり一歩も踏み出せなくなることもあります。

早稲田大学名誉教授であり、身体心理学者である春木豊教授が提唱された、心理学の根幹となっている『身体の状態が心をつくる』ということからも、心は身体の状態と環境によって変化します。

つまり、『身体が不調なら苦しい出来事は、より苦しく感じてしまう』し、『身体が良好な状態であれば、精神はより幸せになる』ということが言われています。

まず、大前提として心を健やかに保つ為には、身体が崩れず適正な状態でなければならいということを理解しましょう。

では、それ以外に何が心に影響を与えるのか?特に、日本でも増加傾向であるうつ病と食事の関係性に着目し、考えていきたいと思います。

うつ病とは何か?

コロナウィルスの拡大を防ぐため、外出規制やマスク生活などは、多くの人々の心の健康に影響を与えました。

経済開発協力機構の調査(2021年5月12日の調査)によると、多くの先進国でコロナウィルス拡大前後で、うつ病と診断された方は2〜3倍に増えており、日本でもうつの人の割合は、2013年7.9%から2020年では17.3%と2倍以上に増加しています。

さらに、子供達や若年者の間では、SNSの利用機会が増えたことでストレスを抱える要因となり、うつとなる子供も増えているといわれています。

うつ病は、憂うつな気分が毎日続き、ものごとへの興味や喜びを感じられなくなる病気だといわれています。

持続的なストレスを誘因として発症する場合が多く、食欲や睡眠のような人間に備わっている基本的な本能も障害され『食欲がわかない』『ぐっすり眠れない』といった辛い症状を伴います。

うつ病の初期には、食欲が低下して体重が減ることが典型的ですが、逆に食欲が増して過食になり体重が増えるケースもあります。

ストレスと血液ドロドロの話

ストレスが溜まりやすい現代社会ですが、ストレスが溜まることにより生じる身体の変化について考えます。

健康診断などで、医師から『少し血液がドロドロしているからサラサラになる薬を出しますね』と言われた事がある方もいらっしゃるかもしれません。

食生活によるものが大半ですが、ストレスによっても血液がドロドロになると言われています。

血液がドロドロになるというのは、つまり血液が固まりやすくなるということです。

出血などした際に、出血しすぎないように固まるということは人間の生命維持機能でもあり、これはフィブリノーゲンによる素晴らしい機能でもあります。

反面、血液が固まりやすいとドロドロとなり動脈硬化を形成するといった困った働きにも繋がります。

結果、フィブリノーゲンが動脈の壁に入ると悪玉コレステロールと結合し、脂肪の塊を形成しつつ白血球と結合して炎症反応を引き起こし動脈硬化となり、血管が詰まりやすくなり血圧が上昇して心筋梗塞や脳梗塞発症のリスクが高まってしまいます。

これは、イギリスの研究ですが、16歳から34歳の1338人を対象に心理的ストレス症状がある人の血液データでは、血中フィブリノーゲン値が上昇していたというデータがあります。

また、デンマークの7万人に対する大規模調査では、血中フィブリノーゲン値が高い人はうつ病のリスクを抱え、血中フィブリノーゲン値が高い人と低いでは、うつ病のリスクは3.2倍以上あるというデータもあります。

これらのデータからも、ストレスを抱えてしまうとフィブリノーゲン値が上昇し、動脈硬化のリスクも高まるということが言えます。

うつ病のリスクを下げる食事

フィブリノーゲン値を下げ、結果的にうつ症状を和らげる食事について考えていきます。

実は、特別なことは必要ではなく、バランスの良い食事をとるということが大切です。

でも、それだけでは分かりにくいので、ポイントを説明していきます。

食事のスタイルで言うと『地中海式』『和食』の食事が注目されています。

地中海式食事とは、野菜、果物、種実類、豆類、魚介類、オリーブオイルが豊富で穀類と適量な赤ワインが加わり、肉類や乳製品が少ない食事のことを指します。

しかし、この地中海式食事は・・・日本人にとって日々の生活で考えた場合なかなか現実的ではないんです。

そこで、我々日本人の伝統的な和食が出てきます。

和食は、野菜や豆類、魚介類がそもそも豊富に使用されバランスが良いとされています。

なので、普段から和食を中心とした食事を心掛けるということは、ストレス緩和の面から考えても、とても大切なことなんです。

しかし!!実は、和食にも、欠点が2つあります。

それは、醤油や味噌など塩分量が多くなりがちということ。

そして、乳製品が少ないことです。

理想的な和食は、普段の食事に『減塩と乳製品の追加』を意識すると理想的になります。

まとめ

今回は、心の健康と食生活の1回目としてブログを投稿しました。

今後は、より細かく栄養素や食品、生活リズムや女性にとってとても重要なPMSとの関係性についても考えていきたいと思います。

ライトスウェルに来られる方の中には、様々な病院を受診するものの改善がみられずストレスを抱えながら生活されている方も多くいらっしゃいます。

ストレス改善のためには、冒頭でもお伝えしたように身体心理学の観点から身体の状態が適切に調整されていることはとても重要です。

さらに、日々の食生活を見直すことで、質の高い生活を送れるようになるとも考えられます。

ブログを読んでくださった皆さんの生活が、より快適でストレスフリーとなるように情報提供を行なっていきますので、第2回もぜひご覧ください。

ありがとうございました。

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